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アレルギー用薬~H30漢方生薬問題全問解説

項目別出題数第3位
漢方生薬問題

アレルギー用薬は、成分を問う問題も多いので、ブロックで見ると半分の5ブロックの出題。ただ2問出題するブロックもあるなど偏りがあります。
「出題漢方」  茵蔯蒿湯 十味敗毒湯 消風散 当帰飲子 葛根湯加川芎辛夷 荊芥連翹湯 
「出題生薬」  カンゾウ(甘草) ケイガイ(荊芥) サイシン(細辛)

近畿ブロック

問 24

内服アレルギー用薬とその有効成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強い。
b 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用はあるが、抗コリン作用は示さない。
c ベラドンナは、ナス科の草本で、その葉や根に、副交感神経系の働きを抑える作用を示すアルカロイドを含む。
d カンゾウは、皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されている場合がある。

1 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)正
2 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)誤
3 (a)誤 (b)正 (c)正 (d)誤
4 (a)誤 (b)誤 (c)誤 (d)正
5 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)正

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正解:1
a正
b誤:示す
c正
d正

問 25

内服アレルギー用薬に配合される生薬成分及び漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ケイガイは、発汗、解熱、鎮痛等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。
b 茵蔯蒿湯は、体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症に適すとされる。
c 当帰飲子は、体力中等度で冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、痒みに適すとされる。
d 消風散は、体力中等度以上の人の皮膚疾患で、痒みが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、水虫、あせもに適すとされる。

1 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)誤
2 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)正
3 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)誤
4 (a)誤 (b)正 (c)正 (d)正
5 (a)誤 (b)正 (c)誤 (d)正

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正解:2
a正
b誤:体力中等度以上で口渇があり、尿量少なく、便秘するものの蕁麻疹、口内炎、皮膚の痒みに適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
c正
d正

北陸・東海ブロック

問 24

アレルギー(過敏反応)及びアレルギー用薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 

a 皮膚症状が治まると喘息が現れるというように、種々のアレルギー症状が連鎖的に現れる場合は、一般用医薬品によって一時的な対処を図るよりも、医療機関で総合的な診療を受けた方がよい。
 
b メチルエフェドリン塩酸塩は、血管収縮作用により痒みを鎮める効果を期待して、アレルギー用薬に用いられることがある。 

c ケイガイは、モクレン科のタムシバ等の蕾を基原とする生薬で、鎮静、鎮痛の作用を期待してアレルギー用薬に用いられることがある。 

d プソイドエフェドリン塩酸塩は依存性のない成分であり、長期連用が推奨される。 
 

1(a、b) 2(b、c) 3(c、d) 4(a、d) 

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正解:1
a正
b正
c誤:シンイの説明文
ケイガイ:シソ科のケイガイの花穂を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。

d誤:依存性がある成分であり、長期間にわたって連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。

首都圏ブロック

問 24

内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 
a アゼラスチンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す。
 
b ベラドンナは、ナス科の草本で、その葉や根に、交感神経系の働きを抑える作用を示すアルカロイドを含む。 

c サイシンは、ウマノスズクサ科のウスバサイシン又はケイリンサイシンの根及び根茎を基原とする生薬で、鼻閉への効果を期待して用いられる。 

d ヨウ化イソプロパミドは、皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されている。
 
1 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)正 
2 (a)誤 (b)誤 (c)正 (d)誤 
3 (a)誤 (b)正 (c)正 (d)正 
4 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)誤 
5 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)誤

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正解:5
a 正
b 誤:副交感神経系の働きを抑える(頻出)
c 正
d 誤:抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として配合されている。

問 25
内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)として用いられる漢方処方製剤のうち、構成生薬としてマオウを含むものはどれか。 

1 茵蔯蒿湯     2 十味敗毒湯    3 消風散      4 当帰飲子     5 葛根湯加川芎辛夷

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正解:5
1 茵蔯蒿湯 ダイオウ
2 十味敗毒湯 カンゾウ  
3 消風散 カンゾウ     
4 当帰飲子 カンゾウ    
5 葛根湯加川芎辛夷 カンゾウ マオウ

奈良

問22

内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。 
 
a ベラドンナ総アルカロイドは、鼻腔内の刺激を伝達する交感神経系の働きを抑えることによって、くしゃみを抑えることを目的としている。 

b ジフェンヒドラミンを含む成分については、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがある。
 
c 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがある。
 
d 葛根湯加川芎辛夷は、鼻の症状を主とする人に適する漢方処方製剤である。 
 
1 (a)誤 (b)正 (c)正 (d)誤 
2 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)誤 
3 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)誤 
4 (a)誤 (b)正 (c)正 (d)正 
5 (a)正 (b)誤 (c)誤 (d)正 

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正解:4

a 誤:副交感神経
b 正
c 正
d 正

四国ブロック

問 21

鼻に用いる薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。 

a メチルエフェドリン塩酸塩は抗コリン薬で、血管収縮作用により痒みを鎮める効果を期待して、アレルギー用薬で用いられることがある。
 
b クロルフェニラミンマレイン酸塩は、肥満細胞から遊離したアドレナリンが受容体と反応するのを妨げることにより、くしゃみを抑える作用を示すとされる。
 
c ケイガイは、シソ科のケイガイの花穂を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。
 
d 鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として、リドカイン、リドカイン塩酸塩等の局所麻酔成分が配合されている場合がある。 
 
1 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)誤 
2 (a)正 (b)誤 (c)誤 (d)正 
3 (a)誤 (b)正 (c)誤 (d)正 
4 (a)誤 (b)誤 (c)正 (d)誤 
5 (a)誤 (b)誤 (c)正 (d)正

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正解:5

a 誤:アドレナリン作動成分。交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的
b 誤:アドレナリンではなくヒスタミン
c 正
d 正

九州沖縄ブロック

問 24

アレルギー用薬の配合成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。 
 
1 プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。
 
2 メチルエフェドリン塩酸塩は、依存性があるアドレナリン作動成分であり、長期間にわたって連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。 

3 ベラドンナ総アルカロイドは、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で用いられる。
 
4 サイシンは、ウマノスズクサ科のウスバサイシン又はケイリンサイシンの根及び根茎を基原とする生薬で、鎮痛、鎮咳、利尿等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。

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正解:3

3、交感神経系ではなく、副交感神経 

問 25

アレルギーに用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 
 
ア 十味敗毒湯は、体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、水虫に適すとされる。
 
イ 当帰飲子は、体力中等度で冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、痒みに適すとされる。 

ウ 荊芥連翹湯は、体力中等度以上で皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきびに適すとされる。
 
エ 消風散は、体力中等度以上の人の皮膚疾患で、痒みが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、水虫、あせもに適すとされる。 
 

1 (ア)正 (イ)正 (ウ)正 (エ)正 
2 (ア)正 (イ)誤 (ウ)誤 (エ)正 
3 (ア)正 (イ)誤 (ウ)誤 (エ)誤 
4 (ア)誤 (イ)正 (ウ)誤 (エ)正 
5 (ア)誤 (イ)誤 (ウ)正 (エ)誤 

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正解:1

全て正解

※問題解説に関しましては、テキスト「アフロ先生と学ぶ登録販売者合格テキスト」及び、厚生労働省試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)をもとに弊社独自に作成したものです。
内容については一切保証いたしません。

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漢方生薬問題

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