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小児鎮静薬~H30漢方生薬問題全問解説

項目別出題数第4位
小児鎮静薬

小児鎮静薬は、主に生薬、漢方になりますので、8ブロックで出題されています。漢方に関しては眠気を促す薬としても使用されます。生薬に関しては強心薬ともかぶりますね。各作用を問われるものの他、小児鎮静薬全般の問いが半々ぐらい出題されているのが特徴です。

「出題漢方」  小建中湯  柴胡加竜骨牡蛎湯   桂枝加竜骨牡蛎湯   抑肝散   抑肝散加陳皮半夏
「出題生薬」  レイヨウカク(羚羊角) ジャコウ(麝香) カンゾウ(甘草) ジンコウ(沈香) 

近畿ブロック

問 9

小児鎮静薬とその有効成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 小児鎮静薬は、興奮状態を鎮めるため、血液の循環を抑制する作用があるとされる生薬成分を中心に配合されている。

b 漢方処方製剤は、用法・用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、幼児には使用しないこととなっている。

c 柴胡加竜骨牡蛎湯を小児の夜泣きに用いる場合には、体質の改善に1か月位を要するため、症状の改善がみられないときでも、少なくとも1か月位は継続して服用すべきである。

d レイヨウカクは、健胃、強壮などの作用を期待して用いられることがある。

1 (a)誤 (b)正 (c)正 (d)誤
2 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)誤
3 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)正
4 (a)正 (b)誤 (c)誤 (d)誤
5 (a)誤 (b)誤 (c)誤 (d)誤

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正解:5
a誤 血液の循環を促す作用
b誤 生後3カ月未満の乳児には使用しないこと
c誤 1週間位服用しても症状の改善が見られない時には、いったん服用を中止して、専門家に相談する等、その漢方処方製剤の使用が適しているかどうか見直すなどの対応が必要です。
d誤 緊張や興奮を鎮める作用を期待してもちいられる。 説明文はジンコウについて。

関東・甲信越ブロック

問 8

小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

a 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっている。

b 小建中湯は、体力虚弱で疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほてり、冷え、ねあせ、鼻血、頻尿及び多尿などを伴うものの小児虚弱体質、疲労倦怠、慢性胃腸炎、腹痛、神経質、小児夜尿症、夜なきに適すとされる。

c ジャコウは、緊張や興奮を鎮め、また、血液の循環を促す作用等を期待して用いられる。

d カンゾウについては、小児の疳を適応症とする生薬製剤では主として健胃作用を期待して用いられている。

a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 正 正 正
5 正 正 正 正

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正解:5
全て正解

北陸・東海ブロック

問7

小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 
 

a 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多いが、比較的長期間(1ケ月位)継続して服用されることはない。
 
b ゴオウは、緊張や興奮を鎮め、また、血液の循環を促す作用等を期待して用いられる。 

c 小児の疳を適応症とする主な漢方処方製剤の1つとして、呉茱萸湯がある。
 
d カンゾウは、主として健胃作用を期待して用いられる。 
 
1(a、c) 2(b、c) 3(b、d) 4(a、d) 

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正解:3

a誤:ある
b正
c誤:解熱鎮痛目的(頭痛、頭痛に伴う吐き気・嘔吐、しゃっくりに適すとされる)
d正

大阪

問7

小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する次の1~5の記述について、誤っているものを一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

1 配合される生薬成分は、いずれも古くから伝統的に用いられており、作用が穏やかで小さな子供に使っても副作用が無い。

2 ジンコウは、鎮静、健胃、強壮などの作用を期待して用いられる。

3 用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっている。

4 主な漢方処方製剤としては、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散、小建中湯がある。

5 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。

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正解:1
いずれも古くから伝統的に用いられているものであるが、購入者等が、「作用が穏やかで小さな子供に使っても副作用が無い」などといった安易な考えで使用することを避け、適切な医薬品を選択することができるよう、積極的な情報提供を行うことに努める必要がある。(手引きP80)

奈良

問 8

小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)及びその配合成分(生薬成分)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

a ユウタンは、ウシ科のサイカレイヨウ(高鼻レイヨウ)等の角を基原とする生薬で、緊張や興奮を鎮める作用を期待して用いられる。

b 小児の疳を適応症とする主な漢方処方製剤としては、柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏のほか、小建中湯がある。

c 夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状は、発達段階の一時的な症状と保護者が達観することも重要であり、小児鎮静薬を保護者側の安眠等を図ることを優先して使用することは適当でない。

d 小児鎮静薬は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。

1 (a)正 (b)正 (c)正 (d)誤
2 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)正
3 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)正
4 (a)誤 (b)正 (c)正 (d)正
5 (a)正 (b)正 (c)正 (d)正

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正解:4
a 誤:ユウタン(熊胆)クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、消化補助成分として配合される場合もある。
説明文は、レイヨウカクのもの。
b 正
c 正
d 正

中国ブロック

問 9

小児の疳及び小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状については、成長に伴って自然に治まるのが通常である。

b カンゾウは、小児の疳を適応症とする生薬製剤では配合できない。

c 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。

d 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、3歳未満の乳幼児には使用できない。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、c) 4(b、d) 5(c、d)

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正解:2
a 正
b 誤:健胃作用を期待して用いられる
c 正
d 誤:3カ月未満

四国ブロック

問 8

小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する次の記述について、正しいものを1つ選びなさい。

1 小児の疳は、太って血が多いことから生じると考えられており、鎮静作用のほか、血液の循環を妨げる作用があるとされている生薬成分を中心に配合されている。

2 ジンコウは、ウシ科のサイカレイヨウ(高鼻レイヨウ)等の角を基原とする生薬で、緊張や興奮を鎮める作用等を期待して用いられる。

3 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、生後3か月未満の乳児には使用しないこととなっている。

4 小建中湯は、体力虚弱で疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほてりを伴うものの小児虚弱体質、夜なきに適すとされ、カンゾウを含まない漢方処方製剤である。

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正解:3

a 誤:痩せて血が少ないことから生じると考えられており、血液の循環を促す作用があるとされているとされている生薬成分を中心に配合されている。
b 誤:レイヨウカクの説明
ジンコウ(ジンチョウゲ科のジンコウ、その他同属植物の材、特にその辺材の材質中に黒色の樹脂が沈着した部分を採取したものを基原とする生薬で、鎮静、健胃、強壮などの作用を期待して用いられる。)

c 正
d 誤:カンゾウ含む

九州沖縄ブロック

問 5

小児の疳及び小児鎮静薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 小児では、特段身体的な問題がなく、基本的な欲求が満たされていても、夜泣き、ひきつけ、疳の虫の症状が現れることがある。

イ 小建中湯は、症状の原因となる体質の改善を主眼としており、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。

ウ 小児鎮静薬として使用される漢方処方製剤は、作用が穏やかであるため、生後3ヶ月未満の乳児にも使用することができる。

エ 抑肝散は、小児の夜泣きに用いる場合、1週間程度服用しても症状の改善がみられないときには、さらに1週間程度服用を続ける必要がある。

1 (ア)正 (イ)正 (ウ)正 (エ)正
2 (ア)正 (イ)正 (ウ)誤 (エ)誤
3 (ア)正 (イ)誤 (ウ)正 (エ)誤
4 (ア)誤 (イ)正 (ウ)正 (エ)誤
5 (ア)誤 (イ)誤 (ウ)誤 (エ)正

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正解:2

ア 正
イ 正
ウ 誤:できない。
エ 誤:1週間位服用しても症状の改善が見られない時には、いったん服用を中止して、専門家に相談する等、その漢方処方製剤の使用が適しているかどうか見直すなどの対応が必要です。

※問題解説に関しましては、テキスト「アフロ先生と学ぶ登録販売者合格テキスト」及び、厚生労働省試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)をもとに弊社独自に作成したものです。
内容については一切保証いたしません。

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漢方生薬問題

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