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胃の薬~H30漢方生薬問題全問解説

項目別出題数第11位
漢方生薬問題

胃の薬は、半分の5ブロックで出題されています。生薬は健胃薬の問題、漢方は胃の不調を改善するものです。健胃作用では、苦味、香りによる作用なのか、生薬の形状もよく出題されます。

「出題漢方」  六君子湯 平胃散 安中散
「出題生薬」  苦味-オウバク(黄檗)オウレン(黄檗)センブリ(千振)リュウタン(竜胆) ユウタン(熊胆) 
香りーケイヒ(桂皮) チンピ(陳皮)  

北海道・東北ブロック

問 12

健胃薬に配合される生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a センブリは、リンドウ科のセンブリの開花期の全草を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。

b リュウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、消化補助成分として配 合される場合もある。

c チンピは、ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果皮を基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。

d オウバクは、ミカン科のキハダ又はフェロデンドロン・キネンセの周皮を除いた樹皮を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。

1 (a)誤 (b)誤 (c)正 (d)誤
2 (a)正 (b)正 (c)正 (d)正
3 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)誤
4 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)正
5 (a)誤 (b)正 (c)誤 (d)正

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正解:4

a正:(千振)苦味
b誤:ユウタン(熊胆)の説明文
リュウタン(竜胆)-リンドウ科のトウリンドウの根。苦味。
c正:(陳皮)香り
d正:(黄檗)苦味

中国ブロック

問 14

胃の薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。 
 
1 オウバクは、ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果皮を基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
 
2 ユウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の舌を乾燥したものを基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
 
3 消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として、セトラキサート塩酸塩が配合されている場合がある。
 
4 ピレンゼピン塩酸塩は、排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがある。 

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正解:4

1誤:チンピの説明文
オウバク(黄檗)ーミカン科のキハダ又はフェロデンドロン・キネンセの周皮を除いた樹皮を基原とする生薬。苦味。
2誤:クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、消化補助成分として配合される場合もある。
3誤:ジメチルポリシロキサン(別名ジメチコン)の説明文
セトラキサート塩酸塩ー胃粘膜保護・修復成分。体内で代謝されてトラネキサム酸を生じることから、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人では、生じた血栓が分解されにくくなることが考えられるので応相談。
4正

四国ブロック

問 12

胃腸に作用する薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。 

 
a 消化薬は、炭水化物、脂質、タンパク質等の分解に働く酵素を補う等により、胃や腸の内容物の消化を助けることを目的とする。
 
b スクラルファートは、透析を受けている人では使用を避ける必要がある。 

c ケイヒは、クスノキ科のシンナモムム・カッシアの根及び根茎を基原とする生薬で、苦みによる健胃作用を期待して用いられる。
 
d 六君子湯は、体力中等度以下で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、食欲不振、吐きけなどを伴うものの神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱に適するとされ、カンゾウを含まない漢方処方製剤である。 
 
1 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)正 
2 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)誤 
3 (a)誤 (b)誤 (c)誤 (d)正 
4 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)正 
5 (a)誤 (b)正 (c)正 (d)誤

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正解:2

a 正
b 正
c 誤:(桂皮)樹皮。香りによる健胃作用。
d 誤:安中散の説明文。
六君子湯ー体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえて疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に適すとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。

問 13

胃に作用する薬に配合される成分とその主な作用との関係について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。 

 
a (配合成分)ピレンゼピン塩酸塩 - (主な作用)胃液分泌抑制 
b (配合成分)ユウタン      - (主な作用)利胆 
c (配合成分)テプレノン     - (主な作用)胃液分泌抑制 
d (配合成分)炭酸水素ナトリウム - (主な作用)消化 
 

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d) 

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正解:1

a 正
b 正
c 誤:胃粘膜保護・修復成分
d 誤:制酸成分

九州沖縄ブロック

問 10

健胃薬に配合される生薬成分及び漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 
 
ア センブリは、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、日本薬局方収載のセンブリ末は止瀉薬としても用いられる。
 
イ オウバク、オウレンが配合された健胃薬は、散剤をオブラートで包む等、味や香りを遮蔽する方法で服用されると効果が期待できず、そのような服用の仕方は適当でない。
 
ウ 平胃散は、体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のある人における食べすぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適するとされる。
 
エ 六君子湯は、まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。 
 

1 (ア)正 (イ)正 (ウ)正 (エ)正 
2 (ア)正 (イ)正 (ウ)正 (エ)誤 
3 (ア)正 (イ)誤 (ウ)誤 (エ)正 
4 (ア)誤 (イ)正 (ウ)誤 (エ)誤 
5 (ア)誤 (イ)誤 (ウ)正 (エ)正 

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正解:1

全て正解
平胃散:体力中等度以上、胃がもたれて

※問題解説に関しましては、テキスト「アフロ先生と学ぶ登録販売者合格テキスト」及び、厚生労働省試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)をもとに弊社独自に作成したものです。
内容については一切保証いたしません。

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