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眠気を促す薬~H30漢方生薬問題全問解説

項目別出題数第16位
漢方生薬問題

眠気を促す薬は、3ブロックから出題。内容も似たものが出題されやすい。漢方では構成生薬(カンゾウかダイオウか)、生薬では植物名や部位の入れ替え。
「出題漢方」  加味帰脾湯 抑肝散, 抑肝散加陳皮半夏, 柴胡加竜骨牡蛎湯 
「出題生薬」  チョウトウコウ, サンソウニン

北海道・東北ブロック

問 5

次の記述は、催眠鎮静薬に配合される成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。

b ブロモバレリル尿素は、胎児に障害を引き起こす可能性があるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けるべきである。

c 神経の興奮・緊張緩和を期待して配合されることのあるチョウトウコウは、クロウメモドキ科のサネブトナツメの種子を基原とする生薬である。

d アリルイソプロピルアセチル尿素を含む催眠鎮静薬の服用時には、特段飲酒を避ける必要はない。

1(a、b)2(a、c)3(b、d)4(c、d)

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正解:1
a正
b正
c誤:アカネ科のカギカズラ、ウンカリア・シネンシス又はウンカリア・マクロフィラの通例とげを基原とする生薬。
説明文はサンソウニン。
d誤:薬効や副作用が増強されるおそれがあるため、服用時には飲酒を避ける必要がある。

首都圏ブロック

問 6

眠気を促す薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 

a 抑肝散は、体力中等度をめやすとして、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症、歯ぎしり、更年期障害、血の道症に適すとされる。
 
b チョウトウコウは、クロウメモドキ科のサネブトナツメの種子を基原とする生薬で、神経の興奮・緊張緩和を期待して配合される。
 
c 加味帰脾湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの貧血、不眠症、精神不安、神経症に適すとされる。 
 

1 (a)正 (b)正 (c)正 
2 (a)正 (b)誤 (c)正 
3 (a)正 (b)誤 (c)誤 
4 (a)誤 (b)正 (c)誤 
5 (a)誤 (b)正 (c)正   

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正解:2
a 正
b 誤:アカネ科のカギカズラ、ウンカリア・シネンシス又はウンカリア・マクロフィラの通例とげを基原とする生薬。
説明文はサンソウニン。東北ブロックと同じ。
c 正

四国ブロック

問 5

眠気を促す薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。 

a 妊娠中にしばしば生じる睡眠障害は、ホルモンのバランスや体型の変化等が原因であり、睡眠改善薬の適用対象ではない。
 
b アルコールは、睡眠の質を向上させるため、催眠鎮静薬との併用が問題となることはない。

c 抑肝散加陳皮半夏は、体力中等度以上で精神不安があり、動悸や不眠などを伴う高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症に適すとされ、構成生薬としてダイオウを含む。

d 生薬成分のみからなる鎮静薬であっても、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避けるべきである。 
 
1 (a)誤 (b)誤 (c)正 (d)誤 
2 (a)誤 (b)正 (c)誤 (d)誤 
3 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)正 
4 (a)誤 (b)正 (c)誤 (d)正 
5 (a)正 (b)誤 (c)誤 (d)正 

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正解:5

a 正
b 誤:薬効や副作用が増強されるおそれがあるため、服用時には飲酒を避ける必要がある。
c 誤:構成生薬はカンゾウ。この分野でダイオウを含むのは柴胡加竜骨牡蛎湯のみ。
d 正

※問題解説に関しましては、テキスト「アフロ先生と学ぶ登録販売者合格テキスト」及び、厚生労働省試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)をもとに弊社独自に作成したものです。
内容については一切保証いたしません。

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