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九州沖縄ブロック・漢方生薬問題分析~過去4年分(3)

九州沖縄ブロックの第3章、漢方生薬やや多めだということで、過去4年間分、分析してみました。
表の番号は以下を表しています。
1 解熱鎮痛薬       11 循環器用薬
2 小児の疳        12 泌尿器用薬
3 眠気を促す薬      13 痔疾用薬
4 鎮咳去痰薬       14 歯痛薬
5 口腔咽喉薬       15 婦人薬
6 健胃薬         16 アレルギー
7 胃腸薬         17 毛髪用薬
8 腸の薬         18 漢方薬基本
9 胃腸鎮痛鎮痙薬     19 生薬製剤
10 強心薬         20 漢方薬製剤

満遍なく出題されていますが、3年出題されている鎮咳去痰薬の問題をまとめてみましたのでご確認ください。
なかなか、細かいことまで覚えなくてはならず、分量も多い分野。

鎮咳去痰薬

平成29年度第3章 問 5

咳(せき) 止め・痰 (たん) を出しやすくする薬(鎮咳 (がい) 去痰 (たん) 薬)として用いる漢方製剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 半夏厚朴湯 (はんげこうぼくとう) は構成生薬としてカンゾウを含み、炎症を和らげ、特に小児喘 (ぜん) 息や気管支喘 (ぜん) 息に用いられる。

イ 麦門冬湯 (ばくもんどうとう) は水様痰 (たん) の多い人には不向きとされる。

ウ 柴朴湯(さいぼくとう)は、まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られている。

エ 麻杏甘石湯 (まきょうかんせきとう) は体力中等度以下で、痰 (たん) が切れにくく、ときに強く咳 (せき) こみ、又は咽頭の乾燥感があるもののから咳 (ぜき) 、しわがれ声に適すとされる。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

解答解説はこちらをクリック

正解:3

1誤:カンゾウは含まない
2正
3正
4誤:文は麦門冬湯 
※麻杏甘石湯:は体力中等度あるいはそれ以上で、咳が出て、ときにのどが渇くものの咳、小児喘息、気管支喘息、気管支炎、感冒、痔の痛みに。 カンゾウ、マオウ含む

平成28年度第3章 問 8

咳(せき)止め・痰(たん)を出しやすくする薬(鎮咳(がい)去痰(たん)薬)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 鎮咳(がい)作用を期待して、ゴミシのような生薬成分が配合されている場合がある。

イ デキストロメトルファンフェノールフタリン塩は、主にトローチ剤・ドロップ剤に配合される。

ウ メチルエフェドリン塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等のアドレナリン作動成分は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳(せき)や喘(ぜん)息の症状を鎮めることを目的として用いられる。

エ 痰(たん)の切れを良くする成分(去痰(たん)成分)として、気道粘膜からの粘液分泌を促進する目的で、カルボシステインが配合されている場合がある。

1 (ア)正 (イ)正 (ウ)正 (エ)誤
2 (ア)正 (イ)正 (ウ)誤 (エ)正
3 (ア)正 (イ)誤 (ウ)正 (エ)誤
4 (ア)誤 (イ)正 (ウ)誤 (エ)誤
5 (ア)誤 (イ)誤 (ウ)正 (エ)正

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正解:1

1正:マツブサ科のチョウセンゴミシの果実を基原とする生薬で、鎮咳がい作用を期待して用いられる。
2正
3正
4誤:グアイフェネシン、グアヤコールスルホン酸カリウム、クレゾールスルホン酸カリウム等
※カルボシステイン:痰たんの中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させるもの

平成28年度第3章 問 9

咳(せき)止めや痰(たん)を出しやすくする目的で用いられる漢方処方製剤及び生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、体力中等度をめやすとして、幅広く応用できる。気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸(き)、めまい、嘔(おう)気などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳(せき)、しわがれ声、のどのつかえ感に適する。

イ 柴朴湯(さいぼくとう)は、体力中等度で、気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、かぜをひきやすく、ときに動悸(き)、めまい、嘔(おう)気などを伴うものの小児喘(ぜん)息、気管支喘(ぜん)息、気管支炎、咳(せき)、不安神経症に適すが、むくみの症状のある人等には不向きである。

ウ キョウニンは、バラ科のホンアンズ、アンズ等の種子を基原とする生薬で、体内で分解されて生じた代謝物の一部が延髄の呼吸中枢、咳嗽(がいそう)中枢を鎮静させる作用を示す。

エ バクモンドウは、ユリ科のジャノヒゲの根の膨大部を基原とする生薬で、鎮咳(がい)、去痰(たん)、滋養強壮等の作用を期待して用いられる。

1 (ア)正 (イ)正 (ウ)正 (エ)正
2 (ア)正 (イ)正 (ウ)誤 (エ)正
3 (ア)正 (イ)誤 (ウ)正 (エ)誤
4 (ア)誤 (イ)正 (ウ)正 (エ)誤
5 (ア)誤 (イ)誤 (ウ)誤 (エ)正

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正解:1

1正
2正:キーワード 気分がふさいで 小児喘息
3正
4正

平成27年度第3章 問 5

以下の鎮咳(がい)去痰(たん)薬として用いられる漢方処方製剤のうち、構成生薬としてカンゾウを含まないものを一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。

1 柴朴湯(さいぼくとう)
2 麦門冬湯(ばくもんどうとう)
3 五虎湯(ごことう)
4 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
5 神秘湯(しんぴとう)

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正解:4

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