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その他生薬製剤~R1漢方生薬問題全問解説

項目別出題数第10位

その他生薬製剤は、4ブロックで出題されています。よく出題される生薬は覚えた方がよいかと思います。他の分野と被る生薬もあります。

「出題生薬」  ブシ(附子), カッコン(葛根),ブクリョウ(茯苓),モクツウ(木通), サンザシ(山査子),レンギョウ(連翹),サンシュユ(山茱萸),ヨクイニン(薏苡仁) 

北海道・東北ブロック

問 57

次の記述は代表的な生薬成分に関するものである。これらの適用となる薬用部位と期待する効果を示す生薬の名称について、正しいものの組み合わせはどれか。

a キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬であり、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
b マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
c サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
d アケビ科のアケビ又はミツバアケビの蔓つる性の茎を、通例、横切りしたものを基原とする生薬で、利尿作用を期待して用いられる。

a b c d
1 ブクリョウ  モクツウ  ブシ  カッコン
2 モクツウ  ブクリョウ  カッコン  ブシ
3 ブシ  カッコン  ブクリョウ  モクツウ
4 カッコン  ブシ  モクツウ  ブクリョウ

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正解:3

どれもよく出題される生薬です。
ブシ附子  カッコン葛根  ブクリョウ茯苓  モクツウ木通

北関東甲信越ブロック

問 38

生薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 
 
a ブシは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。 
 
b サンザシは、バラ科のサンザシ又はオオミサンザシの偽果を基原とする生薬で、健胃、消化促進等の作用を期待して用いられる。 
 
c 生薬は、薬用部位とその他の部位を取り違えると、期待する効果が得られないばかりでなく、人体に有害な作用を引き起こすことがある。 
 

1 (a)正 (b)誤 (c)正 

2 (a)正 (b)誤 (c)誤 

3 (a)正 (b)正 (c)誤 

4 (a)誤 (b)正 (c)正 

5 (a)誤 (b)正 (c)誤 

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正解:4
a誤:カッコン(葛根)の説明
ブシ(附子);キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬であり、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。血液循環が高まることによる利尿作用を示すほか、鎮痛作用を示すが、アスピリン等と異なり、プロスタグランジンを抑えないことから、胃腸障害等の副作用は示さない。
なお、ブシは生のままでは毒性が高いことから、その毒性を減らし有用な作用を保持する処理を施して使用される。

北陸・東海ブロック

問35

生薬成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 
 
a モクツウは、強壮、強精(性機能の亢進)等の作用を期待して用いられる。 
 
b ブシは生のままでは毒性が高いことから、その毒性を減らし有用な作用を保持する処理を施して使用される。 
 
c サンザシは、別名を高麗人参、朝鮮人参とも呼ばれ、その根を蒸したものを基原とする生薬をコウジンということがある。 
 
d レンギョウは、鎮痛、抗菌等の作用を期待して用いられる。 
 

1 (a)正 (b)誤 (c)誤 (d)正 
2 (a)誤 (b)誤 (c)正 (d)誤 
3 (a)誤 (b)正 (c)誤 (d)正 
4 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)誤 
5 (a)誤 (b)正 (c)誤 (d)誤

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正解:3

a誤:アケビ科のアケビ又はミツバアケビの蔓 つる 性の茎を、通例、横切りしたものを基原とする生薬。利尿作用に期待。
b正
c誤:ニンジンの説明
サンザシ;バラ科のサンザシ又はオオミサンザシの偽果をそのまま、又は縦切若しくは横切したもの を基原とする生薬で、健胃、消化促進等の作用を期待して用いられる。
同属植物であるセイヨウサンザシの葉は、血行促進、強心等の作用を期待して用いられる。
d正

首都圏ブロック

問 37

生薬成分に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 
 
1 サンシュユは、ヤマノイモ科のヤマノイモ又はナガイモの周皮を除いた根茎(担根体)を基原とする生薬で、主に強壮作用を期待して用いられる。 
 
2 ヨクイニンは、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とする生薬で、肌荒れやいぼに用いられる。 
 
3 モクツウは、アケビ科のアケビ又はミツバアケビの蔓性の茎を、通例、横切りしたものを基原とする生薬で、尿量増加(利尿)作用を期待して用いられる。 
 
4 カッコンは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。 
 
5 ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。 

正解1

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正解:1
1誤:サンヤクの説明
サンシュユ(山茱萸);ミズキ科のサンシュユの偽果の果肉を基原とする生薬。強壮作用を期待。
ともに、ⅩⅢ 滋養強壮保健薬 の分野

※問題解説に関しましては、テキスト「アフロ先生と学ぶ登録販売者合格テキスト」及び、厚生労働省試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)をもとに弊社独自に作成したものです。
内容については一切保証いたしません。

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