(その22の続きです)

(a)芍薬甘草湯(しゃくやくかんそうとう)
・体力に関わらず、筋肉の急激な痙攣をともなう痛みのあるもののこむらがえり、 筋肉の麻痺、腹痛、腰痛に適すとされています。ただし、症状があるときのみの服用にとどめ、連用は避けるとされています。

(b)桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう) 
・いずれも体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないもの関節痛、神経痛に適すとされていますが、動悸、のぼせ、ほてり等の副作用が現れやすい等の理由で、のぼせが強く赤ら顔で体力が充実している人には不向きとされています。

(c)薏苡仁湯(よくいにんとう) ハトムギです カンゾウ マオウ
薏苡仁湯(よくいにんとう)は体力中等度なものの関節痛、筋肉痛、神経痛に適すとされています。悪心・嘔吐、胃部不快感の副作用が現れやすい等の理由で、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人には不向きとされています。
・構成生薬としてマオウを含みます。

(d)釣藤散(ちょうとうさん) カンゾウ
・体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの慢性頭痛、神経症・高血圧の傾向のあるものに適すとされています。

(e)呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
・体力中等度以下で手足が冷えて肩がこり、ときのみぞおちが膨満するものの頭痛、頭痛に伴う吐きけ・嘔吐、しゃっくりに適すとされています。

その24へ続きます)